メガネの正しいお手入れ方法|準備するものや手順を知ってお手入れしよう!

メガネの正しいお手入れ方法|準備するものや手順を知ってお手入れしよう!

「メガネを持っているが、汚れたときはどうやって洗えば良いのか?」正しいお手入れの仕方や分からないという方も多いと思います。今回はメガネをキレイに保ち、長持ちさせるための正しいメンテナンス方法を解説します。

メガネを洗うときに必要なもの

メガネを洗うときに必要なもの

メガネを洗うときには、必要な道具を一通り揃えておきましょう。

まず、メガネ専用クリーナーが必要です。メガネ専用クリーナーを使用すれば、ホコリ・皮脂汚れ・指紋・汗などの汚れを落とせます。水で洗うだけでは十分に汚れを落とせないため、メガネ専用クリーナーを使用するのがおすすめです。

メガネ専用クリーナーには、スプレータイプとシートタイプがあります。どちらも外出時に持ち運びしやすいので便利です。一緒にティッシュやタオルも用意しておきましょう。メガネクリーナーを使用した後の拭き取りに使用します。

メガネの汚れを落とすだけでなく、曇り止めや除菌ができるメガネクリーナーもあります。

クリーナーやメガネクロスは、メガネのヨネザワでお買い求めください。

メガネの洗い方

メガネの洗い方

メガネを洗うときの具体的な手順について見ていきましょう。

1.水洗いをする

最初に水道水でメガネを軽く洗い流します。レンズやフレームなどメガネ全体に水をまんべんなくかけるような具合です。メガネにはホコリや花粉などの非常に小さなゴミが多く付着していますが、流水で洗い流すことができます。

水洗いの段階ではまだ皮脂汚れや頑固に付着している汚れなどは落とせていない状態です。

2.メガネクリーナーで拭く

水洗いが終わったら、濡れたままの状態で、レンズの裏と表、フレーム部分などメガネ全体にメガネクリーナーを吹きかけましょう。溝の部分なども見落とさないようにすることが大切です。メガネクリーナーで皮脂汚れや頑固に付着している汚れを浮かせられます。

メガネクリーナーを吹きかけた後は、指の腹の部分で液または泡をメガネ全体に伸ばします。あまり強く擦る必要はありません。軽くなぞるようにして、鼻パッドなども含めて全体にメガネクリーナーが行きわたるようにしましょう。

鼻パッドは直接鼻に触れるため、レンズ以上に皮脂汚れが付着しやすいです。フレームも意外と汚れていることがあります。

3.メガネクリーナーを拭き取る

メガネクリーナーの液は水で流す必要はありません。ティッシュやタオルなどを使用して、メガネクリーナーの液を拭き取りましょう。

このとき、擦るようにするのではなく、押し当てて吸い取るようにするのがコツです。擦るようにしてしまうと、ティッシュの繊維や拭いた跡が残ってしまうことがあります。

メガネクリーナーの液には吸い取った汚れが含まれているため、ティッシュで吸い取ると汚れごと除去できます。

4.メガネ拭きで仕上げる

メガネクリーナーの液を拭き取っても、まだメガネは濡れている状態です。仕上げとしてメガネ拭きで拭き上げましょう。

また、レンズだけでなくフレーム部分も拭き上げが必要です。溝や凹凸があって直接拭き上げられない部分の水分は軽く降って飛ばしてから乾かしておきましょう。

メガネのお手入れに関する注意点

メガネのお手入れに関する注意点

メガネは非常にデリケートです。間違った方法でお手入れをしてしまうと、劣化を早めてしまう可能性もあります。ここでは、メガネのお手入れに関する注意点について紹介します。

お湯で洗わないようにする

メガネを水洗いする際に、冷水よりはお湯のほうが洗浄しやすいのではないかと考えてしまう方もいるでしょう。通常、洗いものなどをするときには、冷水よりもお湯のほうが汚れを落としやすいため、ついお湯を使ってしまいがちです。

しかし、メガネを洗う際にお湯を使用するのはあまりおすすめできません。お湯による温度変化が原因でフレームが変形してしまうおそれがあるためです。

また、メガネのレンズの表面にはコーティングが施されています。コーティングもお湯の影響で剥がれてしまう可能性があるため注意が必要です。汚れだけでなく必要なものまで落としてしまうことになりかねません。

メガネクリーナーを使用すれば、皮脂汚れや頑固な汚れも十分落とせるので、お湯の使用は控えましょう。

水滴はすぐに拭き取る

普段メガネを使用していて、レンズに水滴が付いてしまうこともあるでしょう。例えば、雨が降ってきたときや手を洗って水がはねたときなどです。

小さな水滴であれば、そのまま放置しておいてもすぐに乾くので、特に拭き取らない方もいるかもしれません。

しかし、水滴が付着したままにしておくと、乾く際にコーティングが剥がれてしまうこともあります。汚れがこびりついたりシミになってしまったりするおそれもあるため、小さな水滴でも放置するのは望ましくありません。早めに拭き取っておくようにしましょう。

レンズの乾拭きはしないようにする

メガネが汚れたとき乾拭きでお手入れしている方は多いでしょう。しかし、メガネの乾拭きはおすすめできません。

メガネを乾拭きすると、レンズの表面に付着している小さなホコリを擦りつけてしまいます。その結果、レンズに傷がつきやすくなってしまうので注意しましょう。

拭き上げは必ずメガネ拭きで行う

メガネを洗った後に行う仕上げの拭き上げで、ティッシュやハンカチなどを使用する方もいるでしょう。なかには服の裾などで拭いてしまう方もいるかもしれません。

しかし、拭き上げでメガネ拭き以外のものを使用すると傷がつきやすくなってしまいます。メガネ拭きは繊維が細かくできていますが、ハンカチなどは繊維が粗いためです。

また、服の裾などで拭くと、傷が付きやすいのに加えて、再び汚れが付着してしまうこともあります。

メガネの洗浄やメンテナンス用にきちんとメガネ拭きを用意しておきましょう。

レンズを拭く向きに注意する

メガネを拭くときには表面が自分の方を向くようにして持ち、レンズの周りを押さえながら拭くようにしましょう。そうすることで、フレームにかかる負担を抑えられます。

メガネの裏面が自分の方を向くような持ち方をしてしまう方が多いですが、フレームに負担がかかるため避けましょう。フレームに力が加わりやすい持ち方なので、曲がる原因になってしまいます。

また、拭く方向も重要です。拭く方向がバラバラだと、残っている汚れを広げてしまうことがあります。できるだけ一定方向に拭くようにしましょう。そうすれば、汚れが残っていても1か所に集まります。

まとめ

メガネを洗う際には、最初に水洗いをして小さなゴミを落としてから、メガネクリーナーで皮脂汚れや頑固な汚れを落とします。そして、メガネクリーナーの液はティッシュで拭き取り、最後にメガネ拭きで仕上げるという手順です。

お湯は使用せず、メガネを拭くときの向きにも注意しましょう。普段でも水に濡れたらすぐに拭き取り、乾拭きをしないなどの注意が必要です。正しい方法でメンテナンスをしていれば、長く快適にメガネを使えます。

メガネのヨネザワでは、他社で購入されたメガネでも点検・調整・クリーニングを行っていますのでお気軽にご相談ください。

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