コンタクトについて

コンタクトレンズの特徴

1.物が自然に見える

メガネの場合はレンズが目から1.2~1.5cm程度離れているため、度数の高いレンズをのぞくと像が縮小(拡大)されてしまいます。

しかしコンタクトレンズなら角膜とレンズが接しているので、このような像の変化はほとんどありません。そのため物が自然に見え、疲れも感じにくくなります。

2.視野が広く、視力矯正にも効果的

メガネはフレームがあるのでどうしても視野が狭く、圧迫感がありますが、コンタクトレンズなら裸眼と同じ視野を確保できます。

さらに、強い近視・乱視のある方や左右の視力が大きく違う方に対しては、メガネよりもコンタクトレンズのほうが視力矯正の効果を期待できます。

3.激しいスポーツにも最適

ソフトコンタクトレンズなら、激しいスポーツで思いっきり体を動かしてもほとんど気になりません。

眼鏡のように落ちたり、気温差などでレンズがくもったりすることもありませんので、スキーやスノーボード、その他のアウトドアスポーツを楽しみたい方にも最適です。

4.ナチュラルな自分でいられる

コンタクトレンズなら人から使用していることがわからず、裸眼でみているのと同じような状況なので、心理的にリラックスしやすいと言われています。

「自然な自分でいられるようになった」「性格が明るくなった」という方もいらっしゃいます。

ハードレンズとソフトレンズの違い

ハードレンズとは

レンズが水分を含まないプラスチック素材でできた、角膜(黒目部分)よりも小さなサイズのコンタクトレンズです。

ハードレンズの中には、酸素を通さない「ハードコンタクトレンズ」と酸素を通す「酸素透過性ハードコンタクトレンズ」があります。

ハードコンタクトレンズ
酸素を通さないタイプのハードレンズです。硬いため光学的に安定しており、矯正効果に優れていますが、装用感がよくないため現在ではあまり多く使用されていません。
酸素透過性ハードコンタクトレンズ
素材自体が酸素を通し、角膜の呼吸をさまたげないハードレンズです。素材によって酸素透過量は異なりますが、酸素透過量が多いほど目にやさしいレンズと言えます。

【ハードレンズのメリット】

1.乱視矯正に優れている
光の屈折を正確に調整することができるので、乱視を矯正する力に優れています。
2.涙液交換がスムーズ
瞬きのたびによく動くので涙液交換がスムーズ。角膜へ十分な酸素が供給できます。
3.異常に気づきやすい
目にゴミが入るなどの異常を感じやすいので、目のトラブルを早期に発見できます。

【ハードレンズのデメリット】

個人差がありますが、ハードタイプは違和感なく使用できるまでにある程度時間がかかると言われています(通常は1週間程度で慣れるようになります)。

ソフトレンズとは

レンズが水分を含む素材でできた、角膜を覆う大きなサイズのコンタクトレンズです。素材が涙を含み、その涙を通して角膜に酸素が行きわたります。

ソフトレンズの中には、「含水タイプ」「非含水タイプ」「シリコーンハイドロゲルタイプ」の3種類があります。

含水タイプ
涙(水分)を含むタイプのソフトレンズです。コンタクトレンズは涙を介して酸素を目に供給しているので、含水率が高いレンズほど「目にやさしい」と言えます。
非含水タイプ
水分を含まないタイプのソフトレンズです。水分を含まないと角膜に酸素を供給できないので、現在はあまり多く使用されていません。
シリコーンハイドロゲルタイプ
低含水率ながら従来よりも酸素透過性が高い、シリコーン素材を使用したソフトレンズです。乾燥を感じたり充血したりすることが少なく、耐久性にも優れています。

【ソフトレンズのメリット】

1.装用感が良好
素材が柔らかいので装用時の異物感が少なく、初めてでも慣れやすいのが特長です。
2.スポーツに適している
レンズが瞳にフィットしてズレにくいので、激しいスポーツ時の使用に適しています。

【ソフトレンズのデメリット】

1.ゴミなどに気づきにくい
違和感なく使用できるまでにある程度時間がかかると言われています(通常は1週間程度)。
2.涙の少ない方は乾燥感がある
個人差はありますがコンタクトレンズ自体が涙を吸収するので、涙の少ない方には不向きです。

使い捨てコンタクトレンズの特徴

「1DAYタイプ(使い捨てタイプ)」や「2WEEKタイプ」など、コンタクトレンズは使用期間によっても分類することができます。

1日使い捨てタイプ

汚れや変形に対する抵抗力が弱いレンズ。ケアが不要なこと、翌日に新品のレンズを開けるので清潔・安全なことが特長ですが、他のタイプより費用がかかります。

【こんな方にオススメ!】

  • ケアが面倒な方
  • コンタクトレンズ初心者の方
  • 決まった機会にしか使う予定がない方

定期交換タイプ

コンタクトレンズごとに定めた期間内で使用し、定期的に交換するタイプのコンタクトレンズです。毎日のケアが必要ですが、使い捨てタイプ比べて種類が多く、経済的です。

【こんな方にオススメ!】

  • 費用を抑えたい方
  • レンズを毎日使う方

長期使用タイプ

特に使用期間が定められておらず、眼科での検査をふまえて交換するタイプのレンズです。終日装用する場合は、毎日の丁寧なケアが欠かせません。

【こんな方にオススメ!】

  • 安定した矯正効果を求める方
  • 連続装用したい方
  • 強度の近視や乱視がある方

コンタクトレンズの注意点

正しいケアを実践しましょう
1日使い捨てタイプを除く多くのコンタクトレンズはケアが必要です。ケアの詳細についてはこちらをご覧ください。
まばたきの回数を増やしましょう
意識してまばたきをするようにしてください。まばたきすることで、目の乾燥を防ぐことができます。
目薬をこまめに点眼しましょう
レンズ上から使用可能な目薬を用法・用量に沿って点眼し、乾燥から目を守ってください。また、細菌感染を避けるために、一度開封した目薬はできるだけ早めに使い切りましょう。
正しい装用時間・使用期間を守りましょう
レンズにはそれぞれ1日の装用時間と使用期間が定められています。それを越えて使用し続けた場合は、眼病や眼障がいの原因にもなります。
定期検査を受けましょう
目に適切なレンズ度数やカーブが変化したために、自覚症状のないままトラブルが進行してしまうこともあります。3ヶ月に1度程度を目安に、眼科で検査を受けましょう。

コンタクトレンズのケアについて

コンタクトレンズを装用していると、タンパク質、脂質、カルシウムなどの涙液分泌や化粧品などの汚れがレンズに付着していきます。

これらの汚れをそのままにしておくと、「かすみやくもりで見えにくくなる」「装用感が悪くなる」「眼障がいが起きやすくなる」といった症状を招くことがあるので注意が必要です。取扱説明書をよく読み、もしくは眼科医が推奨する毎日の手順に必ずしたがって、正しいケアを行うよう心掛けましょう。

コンタクトレンズを購入するには

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。処方箋をご来店の際にお持ちください。交換の際も処方箋が必要です。

  1. STEP 1

    眼科診療(保険証をご持参ください)

  2. STEP 2

    眼科医による処方箋発行

  3. STEP 3

    コンタクトレンズ販売店より購入

日・祝でもコンタクトが作れる店舗のご案内

下記の店舗では、日曜・祝日でもコンタクトのお渡しだけではなくて 初めての方でもコンタクトが作れます。

コンタクトを取り扱っている店舗は他多数ございますので、最寄りの店舗にお問い合わせください。

エリア 店舗名 電話番号
熊本 ヨネザワコンタクトゆめタウンはません店 096-373-2477
ヨネザワコンタクトゆめタウン光の森店 096-233-1577
ヨネザワコンタクトゆめタウン八代店 0965-31-6688
鹿児島 ヨネザワコンタクト中町ベルク店 099-223-4833