長き歩みを讃えて・・・
「ありがとう母さん」
平成二十四年十一月十一日、母が亡くなりました。
母は大正元年十月三日生まれ、平成二十四年十一月十一日百歳にて長き生涯を閉じました。
母が三十九歳の時伴侶である父が四十三歳でこの世を去り、女手ひとつで私達四人の子供を育ててくれました。
働き者の母は寡黙で強く逞しく貧しさの中に精神的豊かさを求めて生きてきました。
「一生懸命働いてさえいれば、必ず良いことがあるよ」と私達に繰り返し云い聞かせ、また堅実に働く背中で手本を示してくれました。
四人の子供、皆、強い絆で結ばれ、それぞれが幸せに暮らしていること、大勢の孫や、ひ孫へと命が繋がれていること、すべて父・母のお蔭なのだと改めて感じます。
母はかの地で父と久しぶりの再会を果たしていると思います。
きっと父も、母の頑張りを認めてくれて天国で仲良く夫婦をやっているでしょう。
百年の長い人生多くの皆様のお蔭で充実した日々を過ごさせていただきましたこと、母に代わり心より感謝申し上げます。
平成24年12月9日
長男 米澤房朝
二男 米澤義一
長女 松本きよ子
二女 柴田和子
平成24年12月9日